2009年 SANKYOレディースオープン

桃子、ボギーが止まらず5オーバーの56位タイ

2009/10/09 18:51
ショットの精彩を欠き、パッティングにも影響が出てしまった初日の上田桃子

国内女子ツアー「SANKYOレディースオープン」の初日。先週の「日本女子オープンゴルフ選手権競技」で、米ツアーを今季共に戦ったキャディのテリー・マクナマラ氏とのコンビを解消した上田桃子辻村明須香の兄でプロゴルファーの辻村明志とのコンビで登場した。

スタートの1番でティショットを右に曲げた上田は、林の間を抜くショットで2オンに成功しパーセーブをしたが、続く2番パー3では3パットでのボギーが先行してしまう。3番パー5はスコアを伸ばしたいホールだが、アイアンショットの距離感が合わずバーディを奪えず、4番、5番と連続でボギーを叩いてしまった。

「今日はずっとショットが良くなくて。今週に入ってから疲れが取れない。来週は休みなので、今週は頑張ろうと思ってやっていますが、距離感が全然あっていないし、体が重く感じました」とうつむき加減で話す上田。その後も7番、8番で再び連続ボギー。さらに11番もボギーとし、6オーバーまでスコアを崩してしまった。

12番以降はショットの感覚を取り戻した上田は、16番パー3で池を越えたすぐ先に切られたピンに対し、手前1mにピタリとつけバーディを奪った。この日唯一の笑顔は、苦笑いにも似た笑顔だった。

5オーバー56位タイという成績に、「明日はイーブンパーまで戻せるゴルフを目標にします。最終日へ希望をつなげるゴルフをしたいですね」と話し、ドライビングレンジに向かった。練習中はコーチの江連忠が熱心に上田のスイングをチェック、2日目に5ストローク戻し、目標のイーブンパーまで復活できるか注目される。

2009年 SANKYOレディースオープン