桃子10位タイ、課題が浮き彫りに
2009/10/04 17:55
「日本女子オープン」最終日を通算4アンダーの5位タイで迎えた上田桃子。首位との差は7打差と開いており、上田は2桁アンダーを目標にティオフした。
しかし、4番でダブルボギー。直後にバーディを取り返したが、後半に入っても2つのバーディを2つのボギーで帳消しにしてしまう。結局この日は「73」とスコアを落とし、通算3アンダーの10位タイ。上田は、憮然とした表情でクラブハウスに引き上げてきた。
「パターが入らなかったし、力みが多かった」という上田。「練習場では良いのに、試合では良くなくて、調子自体は悪くないけど、マネジメントを含めてミスが多かった」と反省の言葉が並ぶ。「目の前の一打に集中することは出来たけど、まだまだ技術的に足りない部分があった」と、メジャー大会の厳しい舞台で、改めて課題が浮き彫りとなったようだ。
「やっぱり、パッティング」。大会途中から新しいストロークを取り入れ、昨日は手ごたえも掴んでいたが、やはり一筋縄でいくものではない。「やり続けるしかないですね」と、上田は悔しさと共に、この決意をしっかり心に刻み込んでいた。