パターを一新!上田桃子が無欲で大会連覇に挑む
2009/09/24 18:43
昨年の逆転優勝から1年、上田桃子が、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」に帰ってきた。先週は一週間のオフを取った上田は、月曜日に仕事をし、その後3日間は主にトレーニングに当てた。そして金曜日から日曜までの3日間は、コーチの江連忠氏にスイングやパッティングを見てもらった。
最近パッティングで苦しんでいる上田は、ショットのリズムでパッティングが出来るよう練習を行ったり、タイガー・ウッズやフィル・ミケルソンのパッティングをビデオで見ながらの研究を行った。「タイガーは軸がブレないし、振り幅が少なく、しっかり打ち抜いているという印象を受けました」と関心しきり。
さらに上田はパッティングの改良のためにパターも変更した。「今までL字タイプを使っていましたが、ピンタイプに変更しました。L字は構えた時にある程度アバウトでいけましたが、ピンタイプはきっちりアドレスしなければならないのが良い」。パターに伴いグリップも今までのタイプから、太いグリップに変更。気分も入れ替えて試合に出場する。
「去年と今年では何もかもが違うけど、今週はキャディがテリーなので、良いゴルフができればいい」。上田にとっては、大会連覇という重荷を背負うのではなく、あくまでも挑戦者として、無欲で今大会に挑む。