桃子、しばらくは国内専念「頑張って2勝したい!」
2009/09/13 19:47
「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」最終日は、2バーディ1ボギー1ダブルボギーの「73」。通算6オーバーの15位タイで4日間の戦いを終えた上田桃子。「1ラウンドしかアンダーパーが出せなかったのと、(76を叩いた)初日が一番痛かった」と、4日間の戦いを振り返った。
米国からの帰国直後に臨んだメジャー大会。時差ぼけによる体調不良で本来の力を出せず、米国とのグリーンの違いにも対応し切れなかったが、上田がこの試合で学んだのは、「謙虚さと楽しむこと」だったという。
メジャーという言葉の前に、「マネジメントを考え過ぎたり、集中しようと思うホールほど、体が硬くなって良いリズムじゃなかった」という上田。「自分の間合いが取れなくなってしまった。もっと楽しみながらやらないといけない」と、意気込み過ぎず、リラックスして本来の力を出すことを課題に挙げた。
次週の試合は出場しないが、翌週の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」から3週間は日本ツアーに専念する。もちろん、2週目の「日本女子オープン」が一番の山場だ。今大会は同門の諸見里しのぶが優勝し、上田も「メジャーで良い組で回って、最終ホールの雰囲気を味わいたい」と刺激を受けた。まずは体調を整えることが先決だが、「日本ではあと5,6試合に出るつもりなので、頑張って2勝したい」と、上田は高い目標を掲げた。