2008年 マスターズGCレディース

桃子、ショット不調も「逆に楽しみ!」

2008/10/23 10:18
プロアマ戦の最中、ポーラ・クリーマーと談笑する上田桃子

ハワイでの「カパルアLPGAクラシック」から帰国し、国内女子ツアー第32戦の「マスターズGCレディス」に挑む上田桃子。プロアマ戦があったこの日は、「すごく眠い」と時差ぼけもピークだが、「疲れはそんなに感じていないので、大丈夫だと思います」と元気な笑顔を見せた。

昨年のこの大会では2日目まで首位に立ちながら、最終日はスコアを落として、古閑美保に逆転負けを喫している。今年の目標を「国内ツアー5勝」と設定している上田にとっては、残りすべての試合で優勝を狙っていく位の意気込みが必要で、まずは今週勝ち星を掴んで、ノルマを3から2へと減らしたいところだ。

昨年よりラフが深くなり、今日は雨が降った影響もあって、「距離が長いし、すごく難しい」とコースの印象を語った上田。「練習場だとそんなに感じないけど、調子は悪いです」と、ショット、パットともに好調時のフィーリングを掴めていない事も、難しく感じる要因の一つだろう。

それでも、米ツアーで経験を積み、「悪い時の底辺をいかにあげられるかが大事。去年より今年の方が、調子が悪くてもスコアを作れるようになっている」と、悪いなりにもスコアを作る、引き出しは増えている。「(調子の悪いことが)逆に楽しみですね。頭を使って、どう技術をカバーできるかです」と、ポジティブ思考で大会開幕を迎える。

2008年 マスターズGCレディース