2008年 伊藤園レディスゴルフトーナメント

上田桃子「前半の我慢が後半に生かせた!」

2008/11/14 13:58
前半は暗い表情が目立ってしまった上田桃子

国内女子ツアー「伊藤園レディスゴルフトーナメント」の初日。上田桃子は予定外の苦しい立ち上がりとなってしまった。「このコースは1番から3番までにスコアを伸ばしたい」と話す上田だが、1番、2番とバーディチャンスにつけながらもスコアを伸ばせず、3番パー5で5メートルのバーディチャンスから3パットでボギーにしてしまった。

「米ツアーでの感覚で、狙えるホールはバーディが欲しいと思い、攻めすぎてしまっていました。前半で苦しいゴルフになったけど、我慢できたので後半に取り戻すことができました」。3番以降パーを続けた上田は、7番で5メートルのバーディパットを奪いイーブンパーに戻す。そして迎えた後半は、12番、17番で4メートル、14番、16番では2メートルのバーディパットを沈め4アンダー3位タイという好位置で初日を終えることになった。

「今日はスタートからドライバーショットが左に行きそうな気がしたので、その意識が強すぎて右方向に打ち出してしまいました」。前日のプロアマ戦では、自己ベストの9アンダー「63」を叩き出しただけに、序盤は思うようなゴルフができず苦しんでしまった。

「このコースは17番、18番が難しいので何が起こるかわかりませんが、ビッグスコアも出るので、明日は自分の番だと思ってがんばります」。先週は大会連覇を狙ったが優勝争いに絡むことができなかっただけに、今週は最後まで優勝を争える位置をキープしたい。

2008年 伊藤園レディスゴルフトーナメント