2008年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ

桃子、ショットが乱れ16位タイスタート

2008/11/27 08:26
思うようにいかないゴルフに、ついつい不満げな顔となってしまう上田桃子

第37戦で今季最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の初日。連戦の疲れから背中の痛みを抱えていた上田桃子だったが、前日夜に鍼で治療して、痛みは感じることなくティオフすることができた。

しかし、まだショットの切れは戻っていないのか、「ショットが荒れ荒れで、まったくフェアウェイに行ってないので、今日は何とかのせてって感じでした」とラウンド後に振り返る上田。序盤こそパープレーを続けたが、迎えた7番パー4ではフェアウェイからの2打目をグリーン右手前ラフにショートさせてしまい、アプローチでピン下1mにつけるもフックラインをよみ切れず2パットのボギーとスコアを1つ落としまう。

後半に入り、14番、16番と連続ボギーで一時は3オーバーとなるが、17番パー4では、2打目の残り92ヤードを52度(ウェッジ)でピン40cmに付けてバーディを奪取する。18番では2打目をバンカーに入れるが、見事なバンカーショットでピン50cmに付け、パーで切り抜ける。結局、1バーディ3ボギーの「74」、16位タイで初日を終えた。

「上がり2ホールは気持ちよく上がれたので、あと3日あるし、首の皮が繋がったかなと。ショットは今から修正すれば大丈夫だと思います。明日、赤文字(アンダーパー)に戻せばチャージを掛けられると思うので、それを目標に頑張りたいです」と上田。4日間競技なので、まだまだ上に行けるチャンスはある。まずは優勝争いに加わる位置までスコアを戻したいところだ。

2008年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ