2009年 セーフウェイクラシック Presented byコカコーラ

桃子、「勝つ準備への良い感触を掴めた」

2009/08/31 11:20
27位タイと浮上は叶わなかったが、スコア以上の手応えを掴んだ上田桃子(Stuart Franklin /Getty Images) ※画像は09「エビアンマスターズ」

「セーフウェイクラシック Presented byコカコーラ」最終日、通算3アンダーの27位タイからスタートした上田桃子は、6バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「71」でホールアウト。通算4アンダーの27位タイで3日間の戦いを終えた。

3つのボギーのうち、2つが3パット。「もう少し、アグレッシブに行きたかった。今週はミスが多かった」と総括した上田だが、「こういうミスを除けば、良いプレーができたと思う」と内容的には満足の行くプレーだったようだ。

最終18番は、風の読み間違えにより池に打ち込んでダブルボギーと、後味の悪さが残ったが、ホールアウト後の上田の表情からは充実感さえ読み取れた。「バーディを取りにいくのではなく、待つゴルフができたのは良かった。今までにないゴルフだし、勝つ準備へ良い感触の第一歩を掴めた。前より(優勝が)近づいていると思います」。犯した数々のミス以上に、これまでとは異なるプレースタイルに確かな手応えを感じていた。

次週は、上田にとって未踏の地、カナダで開催される「CN カナディアン女子オープン」。「初めて出場するので楽しみです。タフなセッティングでどれだけできるかも楽しみだし、カナダも初めてなので楽しみにしています」。優勝に近づいているという感覚を、確信に変えることができるかに注目だ。

2009年 セーフウェイクラシック Presented byコカコーラ