桃子、2打差の5位発進に笑顔
2009/08/07 18:08
米国から一時帰国し、今季3試合目の国内ツアーに参戦している上田桃子。大会初日は、横峯さくら、古閑美保と同組となり、多くのギャラリーを引き連れてのラウンドとなった。
1番パー5で3打目を1.5mにつけて幸先良くバーディ発進とした上田は、3番パー3でもティショットを1mにつけてバーディ奪取。続く4番パー5では、ティショットを右に曲げ、木の間を抜こうとした2打目は、前方の木に当たってしまう。3打目で花道まで運び、4打目はピン奥6m。しかし、このパーパットを沈めて「いけると思った」。
後半も2バーディを奪って、ボギーは無し。首位と2打差の通算4アンダー、5位タイと上々の滑り出しを見せた。
「あと4、5個入ってもおかしくないパットがあった」と言う上田。それでも、問題はラインの読みで、「打ちたいところには打てていた」と、パッティング自体に不安は無い。「前半を終えて、これだとアメリカだと真ん中くらいだろうから、後半もガンガン行かないといけないという気持ちでやれたのも良かった」と良い集中力も保ち続けた。
やはり、慣れ親しんだ日本でのプレーは安心感があるようで、「落ち着いている自分がいたのが久しぶり」と、表情も明るい。「これに、もう少しの集中力でパット出来れば良いと思う」と、優勝争いに向け手応えを感じていた。