2009年 アクサレディスゴルフトーナメント

桃子、一時帰国も見据えるのは米ツアー

2009/08/06 18:07
プロアマ中、柔らかい表情を見せる上田桃子

「全英リコー女子オープン」を55位タイで終えた上田桃子は、翌月曜日に現地を立って、火曜日に帰国。その足で昼頃に北海道入りし、その日はそのまま休養に充てた。翌水曜日はハーフラウンドと練習、そしてこの日の木曜日は18ホールのプロアマ戦に出場した。

強行スケジュールにも「体調は大丈夫です。朝は辛いけど、疲れも感じて無くてよい状態です」と上田は元気な表情を見せる。日本での試合は5月の「クリスタルガイザーレディス」以来、今季3試合目。米ツアーでは、自身の英語力の問題からキャディとのコミュニケーションに苦しんでいるが、今週は清水重憲さんがバックを担ぐとあって、気兼ねなくプレーに集中出来そうだ。

「キャディに関しては、自分が英語を勉強するしかないし、アメリカで勝つ為に外国人キャディを選択した」と、日本以外ではテリーとのコンビ継続を明言する。上田は、「半分はアメリカならどうかなと考えながらプレーしたい」と、日本ツアー出場をアメリカで勝つ為に最大限役立てようと考えている。

好天の影響で徐々にグリーンが硬くなり始め、「全英の良いイメージのまま入れます」と上田にとっては追い風も吹いている。「技術的な不安は無く、全米女子オープン位から、目が覚めたじゃないけど、気持ちが一番大事ということを忘れていたことに気がついた」と精神的にも充実している。一時帰国の日本で、上昇のきっかけを掴めるか注目したい。

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