桃子、グリーンにタッチが合わず苦戦

3度目の「全英リコー女子オープン」に出場している上田桃子。初日に2オーバー11位タイとまずまずのスタートを切り、2日目はさらに順位を上げるか注目されたが、スタートの1番パー3でパーパットがわずかに届かずボギーを叩いてしまう。

3番も3打目のアプローチで2mまで寄せるが、パーパットを10cmショートしてボギー。7番パー5でバーディを奪うが、8番、10番でもボギーを叩きスコアを崩す。終盤に入ると、16番で2日連続でのバーディを奪ったが、続く17番でトラブルを招いてしまった。

ティショットを右サイドのラフに打ち込むと、2打目はグリーンには届かず左手前30ヤードの深いラフへ。ボールはなんとか見つかったが、そのまま打てる状況ではなくアンプレヤブルを選択。続く4打目はグリーン手前のバンカーに捕まり5オン1パットのダブルボギーとしてしまう。

そして最終18番、パーオンに成功したが、ここでもバーディパットがカップに届かずパーでホールアウト。ショートしがちなパットを、最後まで修正する事ができなかった。「朝から思ったよりグリーンが重くて、あまり速くないのは分かっていたけど打てなかったです。そこだけですね」。

スコアを4つ落とし6オーバーの32位タイまで後退した上田。「すべてはパターのせい。でもあと2日あるので、頑張ります」と、決勝2日間での巻き返しを誓った。