桃子がっくりから一転!予選突破
米国女子のメジャー第2戦「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」に出場している上田桃子。初日はショット、パットともに納得いかずホールアウト。2日目はスコアを伸ばし、まずは予選突破を目指してスタートした。
10番ホールからスタートした上田は、15番パー5でピン左横4mのバーディパットを沈めると、続く16番でも3mの上りのラインをしっかりと打ち連続バーディ。後半に望みをつないだ。ところが、後半は2番でボギーを叩き、3番ですぐにバーディを取り戻したが、5番は短いパーパットを外す3パットでのボギー。
さらに7番で1mのバーディチャンスにつけたが、決めることができず、この日1アンダーの通算3オーバーでホールアウトした。上田がクラブハウスに引き上げた時点では89位タイという位置だったため、残念ムードでの会見となった。
「本当のところは初日に我慢できていれば・・・。チャンスが来たときにものにできないとやっぱり苦しくなってしまう。(7番で外したのは?)下りのスライスライン。打った感じはそんなに悪くはなかったけど、まったくスライスしなくて、何で?って思いました。その前のホールで3パットしたのが、その後をきつくしてしまった。ポーンと打てば入るのに・・・」。
悔しい気持ちから反省の内容しか出てこなかった上田だが、このあと、多くの選手がスコアを落とし、結果65位タイで決勝ラウンドへ進出できることになった。この嬉しい報告を受けた上田は、事務所のマネージャーを通し「両親が応援に来てくれているので、残り2日も幸せな気持ちを忘れずプレーしたい」とコメント。
一度はあきらめた中での予選突破だけに、明日からの決勝2ラウンドは、なにも失うものがないという思いで思い切り戦えるはず。結果にこだわらず、上田らしいのびのびしたゴルフできっかけを掴むことができるか注目したい。