2009年 LPGAステートファームクラシック

桃子は予選落ちも、次週のメジャーへ向け課題をクリア

2009/06/06 11:37
予選落ちを喫した上田桃子。次週のメジャーで悔しさを晴らしたいところ(David Cannon /Getty Images)※09クラフトナビスコ選手権撮影

「LPGAステートファームクラシック」2日目を、3オーバーの119位タイと予選突破も厳しい状況で迎えた上田桃子。長く続くパットの不調に加え、ショットの曲がりを抑え切れずスコアメイクに苦しみ、大きく出遅れてしまった。だが、昨日のラウンド後の練習で「ショットは修正できた」という上田。翌週のメジャー「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」に向けても、課題を1つ1つクリアして行きたいところだ。

1番からスタートした上田は、5番パー5で3打目をピンそば50センチにつけてバーディ。前半を1アンダーで折り返す。後半に入ってからは2バーディ、2ボギーと伸び悩んだが、最終的にはこの日1アンダー。通算3オーバーの119位タイで予選落ちを喫したものの、「気持ちがすっきりした内容なので、良しとします」と、上田の表情に初日のような陰りは見られなかった。

「予選通るのが無理と分かってからはパターもスムーズにできて、これだよな、と分かりました。今日は楽しく回れたのが1番です。気持ちが吹っ切れたのもありますね」。予選通過が極めて厳しい位置だったこともあり、結果を気にせず自身のプレーに集中できたことも、好感触を取り戻せた一因かもしれない。次週のメジャーに向けても「昨日のまま来週にいったら戦えないけど、今日の感じだとすごく良かった。最後も5Iですとく良いショットが打ててバーディが取れたし、こういうことを続けていくのが大事だなと思った。来週につながって欲しいですね」と、一定の手ごたえを感じている様子。今週の悔しさは、次週開催のメジャーの舞台で晴らす。

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