「ロングホールが課題」桃子、21位タイで最終日へ
2009/03/07 00:00
「HSBC女子チャンピオンズ」3日目を、首位と6打差の27位タイからスタートした上田桃子。「ドライバーに関しては、飛距離も出ているし調子は悪くない」という上田は、スタートホールの1番をパーとすると、続く2番パー4で幸先良くバーディを奪う。だが、その後は「パットで入れたいという気持ちだけが強く、上りのパットを打ち切れていない」とパットの不調もあり、バーディチャンスを逃す展開が続く。最終的には、2番以降すべてパーを連ね、そのままホールアウト。通算1アンダーの21位タイで3日目を終えた。
「ロングホールでバーディが獲れなかったのが課題に残りますね」と上田。「ロングの3打目の距離感がここ3日間よくなくて…。今日はもったいないゴルフをしてしまいました」と表情を曇らせた。「我慢したホールもありましたが、1日2打か3打、イージーミスをしているので、そこも課題ですね。ショットは良かったのに、バーディの取りこぼしが多かったです」。
反省の言葉ばかりが目立つ上田だが、「アプローチが良くなってきているし、ノーボギーでラウンドできたということは、昨年よりも上達した証だとは思います」と、この日のラウンドに一定の評価も下した。明日の最終日、この3日間で見えた課題を克服し、上位争いに食い込むプレーを期待したい。