2009年 HSBC女子チャンピオンズ

パットのミスをショットでカバー、16位タイと上々の立ち上がり

2009/03/05 00:00
内容に不満顔も、16位タイとまずまずの滑り出しを見せた上田桃子

開幕戦を終えて2週間を休養にあて、今週はシンガポールで開幕した「HSBCチャンピオンズ」に出場している上田桃子。初日は、スーザン・ペターセン(ノルウェー)、申智愛(韓国)という実力者と同組となり、「ペアリングが良いので、良いリズムで回りたいですね」と、前向きな気持ちでスタートを切った。

だが、「ティショットは安定していた」というものの、この日は「パットのリズムがあまり良くなかった」と4番、6番でボギーを重ねる不穏な立ち上がり。それでも直後の7番パー4でバーディを奪い返すと、9番パー5でもバーディを奪い、序盤の遅れを取り戻す。

上田は後半に入っても良い流れを継続。10番、さらに17番でもバーディを奪い、最終18番はボギーで終えたものの、この日アンダーパーフィニッシュ。首位に4打差の1アンダー、16位タイと、まずまずの位置で初日を終えた。

アンダーパーで終えたとは言え、上田からは反省の言葉ばかりが目立った。「今日は取りこぼしの多い1日でした。あとボール半個、ボール1個残してしまったホールが多かったです」。ショットの調子が良いだけに、パットと噛み合わず伸ばし切れなかったことを悔やんでいた。「明日は今日のようなミスをせずにプレーしたいですね」。明日のスコア次第では一気に優勝争いに絡める位置なだけに、大きな期待が寄せられる。

2009年 HSBC女子チャンピオンズ