2009年 ライフカードレディスゴルフトーナメント

チーム桃子は、地元熊本で最終試験

2009/04/16 00:00
優勝経験もある地元コースで、上田は良い結果を残すことが出来るだろうか?

米女子ツアーの「クラフトナビスコ選手権」に出場後、昨年11月の「LPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップ」以来となる日本ツアーに出場する上田桃子。地元・熊本で開催される「ライフカードレディス」とあって、上田のモチベーションも高い。

「タイミングが噛み合わないと、ここには来られないのでラッキーです」という上田。「地元で一番良いのは、メンタル面の練習になるということ。地元の声援もあるし、プレッシャーも掛かる。強くなれば、そういうのはどんどん増えてくる」と、熊本での試合を米ツアーでの優勝争いに役立てようという考えだ。

ショットの出来は7割。パットは「思ったところに立てない」と、本調子ではないが、それでも「勝ちにこだわりたい」と強気な姿勢は崩さない。

テリー・マクナマラ氏とのコンビも今週が3試合目で、「今週までがトライアル」。来週以降のキャディは、現時点では決まっていない。上田のテリーに対する信頼は厚く、「今後もやって貰いたい方向」というが、テリーは次週以降については「ノーコメント」とはぐらかした。

テリーは上田について、「潜在能力の高さが印象的。特にボールを打つ技術と、気持ちの強さが素晴らしい。あとはショートゲームをもう少し磨けば、何回も優勝出来る」と評価するが、裏を返せば戦えるようにはもう少し時間が必要ということでもある。

「彼女はまだ22歳。アニカも20代後半からだった」というテリー。他の選手からの引き合いは多いのかと聞くと、「Yes, Many!」と余裕の笑みを見せたが、次週以降2人のコンビがどうなるかは、今週次第と言えるだろう。

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