石川遼はショットの修正できず48位タイと出遅れ
2012/11/15 16:26
2週連続優勝の期待がかかる石川遼は「ダンロップフェニックストーナメント」の初日に、2オーバーとスコアを伸ばせず首位と6打差の48位タイと出遅れてしまった。
10番からスタートの初日、ティショットを右サイドの林に打ち込み、2打目は木に当たるトラブルからボギーを先行。11番パー3、13番とバーディを奪い1アンダーまで伸ばしたが、15番ではティショットを左の林に入れるミスからボギーを叩いた。
後半に入って1番、2番と連続ボギーで3オーバーまで後退するが、6番パー3でこの日3つ目のバーディを奪って2オーバーまでは盛り返した。ショットの調子を維持していると前日に話をしていたこともあり、ラウンド後はうつむき加減になる石川。
「全体的に合わせてしまった。ショットもパットも、風も距離感もずれてしまった。ショットは序盤からこすり気味で捕まらなかった。15番でやっと芯をとらえて捕まったと思ったら左に行ってしまった。その辺の修正が出来ませんでした」。
先週からスイングが大きく変わってしまった訳ではないが「ショットは日に日に変わっていくもの。少しのズレが生じてしまった感じなので、すぐに調整をしたい」と、2日目に備える。「明日、4アンダー、5アンダーを出すことができれば、今日のオーバー分は取り返せる。今日の上がり3ホールの内容は悪く無かったので」と、出遅れ分は2日目にも取り戻すゴルフを目指す。(宮崎県宮崎市/本橋英治)