2012年 ウィンダム選手権

石川遼、チップインイーグル決めて60位タイ

2012/08/17 08:23
18番のグリーン周りでロブショットを試みた石川遼。

今季の海外メジャー4戦を戦い終えた石川遼は、PGAツアーのレギュラーシーズン最終戦「ウィンダム選手権」に上位進出を狙って出場。その初日、多くの選手がスコアを伸ばす中、60位タイと予選通過を気にしながら2日目のラウンドを迎えることになった。

3番でバーディを先行させた石川は、8番でボギーをたたき前半をイーブンパーで折り返す。その後もパープレーが続いたが、15番パー5でチップインイーグルを奪った。2オンも狙えるパー5で、石川は2組待ちという集中力を切らしがちな状況に「自分の組の番になるまでオフにして切り替えていた」と、無理に集中力を維持するのではなく、気持ちを切り替えてこのホールを迎えた。

ティショットでフェアウェイを捕えると、2オンこそ出来なかったが、グリーン左手前のカラーまでボールを運んだ。そして「パターでずっと入らなかったんで、サンドウエッジで入れました」。ここまでチャンスにバーディパットを決められなかったことで、パターでも打てる状況にウェッジを選択し、ピンまで15mをカップインさせた。

最終18番では、この日2つ目のボギーをたたいてしまうが、1アンダー60位タイでホールアウト。「アンダーパーでスタートできたのは良かったと思う。全体的にはそんなトラブルもなかったし、落ち着いた内容でできた。流れはそんなによくなかったけど、初日としてはいいプレーができた」と納得の表情。

大会2日目に向けては「ミスもあると思うのでしっかりとリカバリーをしていくこと。あとはパットがもう少し決まってくれれば」と、この日決め切れなかったパッティングの精度を課題とした。

2012年 ウィンダム選手権