石川遼、2年前のリベンジへ「自分がすごく変わった」
2012/06/28 17:35
5週間に及んだ米国遠征から25日(月)に帰国した石川遼は、27日(水)に会場となる長崎県・パサージュ琴海GC入り。日韓対抗戦「ミリオンヤードカップ」開幕前日の木曜日に18ホールのプロアマ戦に出場し、最終調整を行った。
「時差ボケは大丈夫です。この時間(14時過ぎ)でもちゃんと体が起きているし、夜も眠れると思います」と、帰国から3日がたち、ようやく体も慣れてきた様子。
2年前に同コースで開催された「日本プロ」では予選落ちを喫しているが、「コースが変わったという部分はないけど、自分がすごく変わった」と、そのときとの違いを表現する。「どのホールが嫌だとか、立ちにくいということがなく、うまく対応できそうな気がします」と自らの成長をかみしめる。13番パー5では、セカンド地点から2連続OBで崩れたが、「ちゃんとしたショットが打てれば、あまりOBに行く気はしない。絶対に狙わないということはないです」と、恐怖心も技術の成長で払拭(ふっしょく)した。
初日は1つのボールを交互に打つフォアサム形式でのプレーとなる。深堀圭一郎と組んで、キム・ドフン、カン・キョンナムと対戦することとなった石川は、「個人でやっているゴルフとは違う。チームのことを考えてプレーしたいです」と、18ホール限りで勝敗の決まるチーム戦での戦いに思考を切り替える。「プレジデンツカップ」「ロイヤルトロフィ」など幾多のチーム戦の経験を駆使して、日本チームを勝利に導く。(長崎県長崎市/今岡涼太)