2012年 フェデックス セントジュード クラシック

遼、シード権に前進も油断なし「まずは3日間が終わってから」

2012/06/07 10:29

米国男子ツアーの「フェデックス セントジュード クラシック」に出場する石川遼が6日(水)、会場のテネシー州TPCサウスウィンドでプロアマ戦に出場し、最終調整を行った。

大会開幕を翌日に控えたこの日、石川は快晴の下で午後から18ホールをラウンド。前日5日(火)の調整では、フェアウェイが湿りがちだったことから「距離が長く感じた」と話したが「地面が乾いてきて硬くなってきた。明日は今以上になる。硬くなる分、長いパー4も短くなっていくと思う」とコンディションを歓迎した。

前週の「ザ・メモリアルトーナメント」では9位タイに食い込み、来季の米ツアーシード権獲得へ大きく前進した。それでも「先週も3日間が終わってから、そういうところが見えてきた。今週もまずは3日間やって、最終日がどうなるか、という気持ち」と浮ついた様子はない。

今大会のコースは前週に比べ、フェアウェイ幅が狭まっており、ティショットには十分な配慮が必要だがショット、アプローチ、パットとともに好調を維持しており「良い準備ができたと思う」と言う。「ラフからでもピンを狙っていける。ティショットがフェアウェイに行かなくてもノーチャンスではない」。スコアの伸ばし合い、予想されるロースコアでの戦いに食らいついていく。

2012年 フェデックス セントジュード クラシック