2012年 とおとうみ浜松オープン

石川遼、今日は順手で「いい感じ」

2012/05/16 17:41
多くのギャラリーが来場したプロアマ戦でショットの調整を行う石川遼

前週の国内メジャー初戦「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」を予選落ちで終わった石川遼が、昨年プレーオフで小林正則に破れ単独2位となった「とおとうみ浜松オープン」に帰ってきた。

大会前日のプロアマ戦に出場した石川は、ショットごとに確認するような素振りを行い丁寧にラウンドした。アイアンやパターで試行錯誤を繰り返す石川は、この日のパッティンググリップは順手。「いい感じになってきました。日本プロのときよりも格段に良くなっています」自信をのぞかせる。

朝のスタート前には青木功が石川に寄り「アイアンのライ角を少し変えてみたら」と助言があった。「青木さんもライ角を調整しただけでよくなったといわれましたので・・・」。青木は、石川のショットの不安定さを心配して、さりげなくアドバイスを送った。

会場のグランディ浜名湖をラウンドするのは、今年はこの日が初めて。「17番ホールが長くなった。昨年ならセカンドで7番アイアンだったのですが、今年は3番アイアンも必要になりそう」と、少し距離が伸びたことで、対応策を考えている。次週から米ツアーに参戦する石川は、昨年優勝争いをしたこの大会で結果を残し、気持ちよく渡米したい。(静岡県浜松市/本橋英治)

2012年 とおとうみ浜松オープン