予選突破の遼、スコアを崩し68位タイで最終日へ
2012/02/19 10:21
米国男子ツアー「ノーザントラストオープン」で、2010年大会以来2年ぶり2度目の決勝進出を決めた石川遼が、第3ラウンドは1バーディ、4ボギー、1ダブルボギーとスコアを崩した。39位タイで第3ラウンドに入りながらも、通算6オーバーの68位タイに後退してしまった。
この日の石川は6時45分から第2ラウンドの残り2ホールをプレー。17番パー5でバーディを奪い、難易度の高い18番をパーでホールアウト。この2ホールは石川も納得の内容で、第3ラウンドを迎えた。
ところが、スタートの10番で下り3mのバーディパットを外すと、11番、12番とドライバーショットを右に曲げてボギー。その後もドライバーショットの乱れで苦しむと、16番パー3では7番アイアンでのティショットをグリーン手前のバンカーに入れると、2打目で脱出に失敗。3打目でグリーンに乗せたが、2パットでダブルボギーをたたいてしまった。
後半に入り、1番でバーディを奪うが5番でボギー。さらに7番でも3パットでボギーをたたき苦しいラウンドとなってしまった。
「今日はドライバーショットがバラバラで、スコアになりませんでした。まず自分のやるべきことをやって、結果にこだわらずにやらなければ」とうつむき加減に反省をする石川。ラウンド後は食事を取ってから、日が暮れるまで練習に明け暮れた。(ロサンゼルス/本橋英治)