遼、スタートできず雨中で練習
2011/11/11 16:31
静岡県の太平洋クラブ御殿場コースで開催中の国内男子ツアー第22戦「三井住友VISA太平洋マスターズ」は大会2日目の11日(金)、降雨のためサスペンデッドとなり、翌12日(土)以降に持ち越しとなった。大会は54ホールでの競技に短縮される。石川遼はこの日、スタートすることができなかったが、大雨の中で打ち込みを行った。
初日を2オーバーの59位タイで終え、巻き返しを狙った石川の2日目のスタート時刻は午前10時10分。しかし前日から降り続いた雨により、長時間の待機を余儀なくされたが、打撃レンジで午前、午後の2部練習を敢行。「たくさん練習できました。昨日はコース上で体が動いていなかったので、しっかり動かせるように練習しました」と充実感も漂わせた。
一方で「試合の中でしか得られないものがある。このコースでできるだけ長くプレーしていたい」と短縮競技になったことには残念な思いも。巻き返しへの消化ホール数が減り、今大会の加算賞金額も75%となり、逆転での賞金王戴冠へマイナス要素となることは疑いようがない。(静岡県御殿場市/桂川洋一)