2011年 〜全英への道〜ミズノオープン

遼、0番アイアンが火を噴き3位タイ発進

2011/06/23 19:23
攻めのゴルフで5アンダーをマークした石川遼

国内男子ツアー「~全英への道~ミズノオープン」の初日、練習ラウンドなしで生まれて初めて開催コースをラウンドした石川遼が、6バーディ、1ボギーの5アンダーでラウンドし3位タイでホールアウトした。

10番からスタートした石川は、ここでバーディチャンスを決めることができなかったが、続く11番パー5でバーディを奪う。605ヤードで風はアゲンストという状況だったが、2打目に0番アイアンを用いてグリーンまで100ヤードに運ぶと、3打目のアプローチでピン奥4mにつけた。

続く12番はピン横5mを沈めてバーディを奪い、14番パー3は232ヤードあり、多くの選手がティショットにウッドを使用するが、ここでも石川は0番アイアンを選択。ピン方向に飛んだボールは、グリーンに落ちるとカップに真っ直ぐ向かった。そしてピンに当たるとボールは左奥4mに止まり、これを決めてバーディとした。

「やっとですね、0番アイアンでボールが捕まるようになって来ました。ティショットでも不安なく振れています」と話す石川は、後半の2番パー5でも2打目に0番アイアンで攻めた。風が吹くと予想される中で、石川はどのクラブをキャディバッグに入れるか悩んでいたが「明日も今日と同じセッティングで行くと思います」と、2日目も0番アイアンで攻めのゴルフを狙っている。

2011年 〜全英への道〜ミズノオープン