2011年 とおとうみ浜松オープン

遼、首位と4打差満足!あとはドライバーだけ!!

2011/05/19 18:46
ドライバーショットが不安定な石川だが、それでもパッティング勝負だと語る

国内男子ツアー「とおとうみ浜松オープン」に出場している石川遼は、初日に首位と4打差の4アンダー29位タイとなった。7時50分に1番からスタートした石川は、風の穏やかな状況に6バーディ、2ボギーという内容でホールアウト。「首位と4打差は素直に満足です」と語った。

1番ではドライバーでのティショットを右に大きく曲げたが、スイングには影響なく2打目をグリーン奥のカラーへ運んだ。このホールはパーをセーブするが、続く2番はドライバーショットを左に曲げて2打目はグリーン左サイドの花道へ。3打目のアプローチがピンを3mオーバーし、ボギーが先行してしまった。

フェアウェイが広いコースだが、この日の石川はその幅に収まらないティショットが随所で飛び出した。しかし、高い木など障害物が少ないため、大きなトラブルはなく、逆に5番では左に曲げたティショットがカート道路に跳ねて平坦なラフに行き、バーディに繋げるなどラッキーもあった。

ホールアウト後の石川は「今日はドライバー以外のクラブが活躍してくれました。明日はドライバーも活躍してくれるといいですね。でも今日はパットも決まってくれたし、パットが入らなければ6バーディも取れないです。このコースはグリーンのアンジュレーションがない方なので、本当にグリーン勝負になります。真っ直ぐをしっかりと打てる人が上位にくるはず」と、大会前に石川が感じていた通り、パッティング勝負になってきたことを実感する。

2日目は12時10分スタートということで、風が強くなることを警戒する石川は「明日は我慢の日になるけど、初めから我慢というよりも、それ(風)を受け入れてやりたい。パーを獲りにいこうとすると難しいので、バーディをどうやって獲りにいくか考えてやっていきたいです」と、初日とは気持ちを切り替えて臨む。

2011年 とおとうみ浜松オープン