2011年 とおとうみ浜松オープン

石川遼「フェアウェイが広い分グリーン勝負になる!」

2011/05/18 18:17
今週はドライバーショットで距離を稼ぎスコアを伸ばす作戦をとる石川遼

国内男子ツアー「とおとうみ浜松オープン」が新規トーナメントとして、19日(木)に静岡県のグランディ浜名湖GCで開幕。石川遼も初代チャンピオンの座を狙う一人だが、練習ラウンド、そして前日のプロアマ戦を行い「自分に合っているコースだと思います」と話した。

しかし「自分に合っているということは、みんなラウンドし易いと思いますので、自分が有利ということではないですね(笑)」と続けた。石川の中では今年の試合で一番フェアウェイが広いという印象を持っている。そのため、「多くの試合ではフェアウェイキープが大事になってきますが、今週はグリーン上の勝負になると思います」と、ショートゲームが勝敗の鍵を握るという。

しかし、コースは浜名湖に隣接し、太平洋からも程近い位置にあり、高い木がほとんどないので風が吹き抜けると難易度が高くなってしまう。ドライバーショットに手ごたえを持つ石川はプロアマ戦の8番(317ヤード・パー4)で1オンを成功させた。前日のプロアマ戦では風が逆だったこともあり、ドライバーでのティショットはグリーンから30ヤード手前のバンカーに捕まっている。

「風向きや強さにもよりますが、チャンスと思えばドライバーショットで攻めていきます」。できるだけ遠くに飛ばし、短い距離からピンを狙うという石川の攻めがはまれば、今季初勝利も見えてきそうだ。

2011年 とおとうみ浜松オープン