2011年 東建ホームメイトカップ

遼、マスターズの流れのまま国内開幕戦へ

2011/04/13 18:30
会場入りした石川遼は、すぐに2時間近くショット、パット練習を行って開幕に備えた。

マスターズで自身初の予選突破を果たし、20位タイという堂々たる成績を残した石川遼が、帰国翌日の13日、今季国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」の会場を訪れ、2時間近い練習をこなしてから会見に臨んだ。

長時間の移動疲れを感じさせない石川。「体調も凄く良かったので、今日は移動だけじゃなく早く入ってボールを打ちたいと思っていました」と、帰国後初めて打つ球の感触を十分に確かめていた。

過去2年間はマスターズ終了後に一区切りをつけて開幕戦に臨んでいた石川だが、今年は「この2カ月、アメリカでやってきたことは正しくて、着実に上手くなっているので、国が変わっても同じことを続けて行こうと思う」と、スイングのチェックポイントを変えたりせずに、「一つの流れとして戦って行きたい」と、あえて開幕戦を意識せずに試合に臨む。

今週は練習ラウンドを行わずに明日からの本戦に突入するが、マスターズで味わった悔しさを胸に「常に一か八かと思われるくらい極端に、とことん攻めて行きたい」と積極策を宣言する。国内開幕戦の第1打から、石川の攻めのゴルフに注目だ。

2011年 東建ホームメイトカップ