2010年 三井住友VISA太平洋マスターズ

スイング改造中の遼、桑田氏から心強いエール!

2010/11/10 18:14
プロアマ戦で同伴した桑田真澄氏から、石川遼に心強いエールが贈られた

先週「WGC HSBCチャンピオンズ」に出場した石川遼は、最終日から急遽スイング改造に取り組んだ。その手本は、同じ舞台でプレーしていたタイガー・ウッズ。タイガーがボールを左足寄りに置いているのを見て、閃きを得た。通常よりもボールを左足寄りに置き、トップから右手首を固定したままのイメージで身体の回転で振り抜く。賞金王争いも大詰め、シーズン終盤での大きなチャレンジだ。

「三井住友VISA太平洋マスターズ」開幕前日の10日(水)、プロアマ戦をプレーした石川は「思ったよりも真っ直ぐ飛んでいるし、タイミングも合ってきた」と手ごたえを口にした。前日はコースの練習場にて2時間30分ほど打ち込み、「昨日は、右や左に行ったり酷かった」という有様だったが、早くも身体に馴染んできたようだ。

石川の中にも葛藤はあったという。「この(HSBCでの)3日間は調子が良かったし、必要ないのでは・・・という、もう1人の自分がいた」。だが、「何年も続けていき、良い決断だったと思えれば最高。経験として無駄にはならないし、やると決めたことを貫くだけ」と、スイング改造を敢行した。

さらにこの日、プロアマ戦をともにした元巨人投手の桑田真澄氏から、心強いエールが贈られた。「さらに上を目指すために改造に取り組むことは良いこと。どんどんやった方が良いし、改造しながらでも結果を出すことが本当のスーパースター。頑張りなさい」。桑田氏自身もピッチングフォームの改造に積極的だっただけに、石川の姿勢に賛同。石川も「背中を押していただいた」と、もはやその心に迷いは無い。

パットも好調を口にし、開幕を前に戦闘体勢は整った。「不安要素は無くなった。今日1日で、すべて良い方向に向かっている」。賞金王争いでは4試合を残し、トップのキム・キョンテと約3,000万円差。「好きな大会の1つ」という今大会を皮切りに、ラストスパートをかけて行きたいところだ。

2010年 三井住友VISA太平洋マスターズ