遼、4バーディで首位と3打差！逆転圏内

国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」の3日目は、台風の影響が心配されたが、予定通り行われ、通算3アンダー8位タイでスタートした石川遼が、4バーディ、ノーボギーとスコアを伸ばして通算7アンダーの3位タイに浮上した。

1番で幸先の良いバーディを奪った石川は、4番、6番と2つのパー5で着実にスコアを伸ばした。7番以降はチャンスも少なかったがスコアを伸ばすことが出来ず。迎えた最終18番パー5、ティショットでフェアウェイセンターを捉えると、残り176ヤードを7番アイアンでピンの左上1.5mにぴたりとつけた。

悪天候にも関わらず会場に詰め掛けたファンから、大歓声が上がったが、イーグルパットはカップの右サイドを掠めてバーディフィニッシュ。イーグルパットを外した瞬間は悔しそうな表情を浮かべた石川だが、バーディを奪い「明日に繋がる良い終わり方ができました」と、最終日に逆転優勝の望みを繋げる。

「今日ラウンドできたのは自分にとって凄く大きいです。昨日の時点であと36ホールあれば、なんとか追いつけるチャンスはあると思っていましたので。まだ3打差ありますが、明日18ホールかけてでも最終的に首位に追いつきたいと思います」と、台風が反れたことで生まれたチャンスを生かすことができるか。