遼、2日目は後半崩れ5位に一歩後退
2010/10/15 18:10
国内男子のメジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」の初日に3アンダーをマークして4位タイの好スタートを切った石川遼。大会2日目は7時36分に10番からスタート。朝早い時間にも関わらず多くのギャラリーが石川のプレーを見に会場に詰め掛けていた。
11番でボギーを先行した石川だが、続く12番パー5でグリーンの奥からパターでねじ込みバーディを奪う。続く13番パー3はピンの右奥1mにぴたりとつけて連続バーディ。さらに、初日にピンまで4mに1オンを決めた15番パー4で、この日はさらにピンに近い3mに1オン。イーグルパットは決まらないが、難なくバーディとした。
その後は17番でバーディの直後、18番でボギー。後半に入ると、2番、5番でバーディを奪ったが、4番、6番、最終9番と3つのボギーを叩いてしまった。結果、スコアを1つ伸ばし通算4アンダーとして単独5位となっている。
「今日は思うように体が動かなかった・・・」という石川。途中、ショットは不安定でラフを渡り歩く場面も見られた。「自分のスイングの内容とは裏腹に、スコアが良かったのはラッキーでした。これで内容も悪くてスコアも悪かったら、明日へのモチベーションは落ちますからね」と自分自身を納得させるようにつぶやく。
昨年の大会も3日目にスコアを大きく伸ばして、最終日最終組の権利を掴んだ。石川の日本オープン制覇に向けては、今年も3日目の戦い方が重要になりそうだ。