遼、豪快なショットが蘇り好スタート!
2010/10/07 17:23
2年ぶりとなる戸塚CCでのプレーに対し、「速くて難しい」とグリーンへの警戒を口にしていた石川遼。「キヤノンオープン」初日、戦前の予想通り30パットとグリーン上で苦しみながらも、「先週より、うまく振り切れている」とショットは好調。4バーディ、1ボギー、首位に2打差の5位タイにつけ、「優勝争いに加わるためには、十分過ぎる位置」と、納得の好スタートを切った。
ここ2週間はフェアウェイが狭くてラフが深いコースが続き、「フェアウェイに置きにいく、合わせにいくショットが目立っていた」と石川。今週はラフも比較的短いこともあり、「振り切れる良い材料でもある」と、ショットの躍動感が蘇った。パットに苦しむ中での4バーディに対し、「その部分は満足。先は明るいと思う」と、自らへの期待を高める初日となったようだ。
パットも数字的には芳しくないが、「思ったところに打てるパットは増えてきた。あとはタッチの問題。合えば入るのかな、という感じです」と、深刻さは感じさせない。「今日はこういう日。1日でも入る日があれば、もっと伸びる手ごたえは感じた」と、ビッグスコアへの予感を含ませる。自身の中でも、それだけの手ごたえを感じているのだろう。