遼、またしても池ポチャで連覇ピンチ!
2010/10/02 16:31
国内男子ツアー第17戦「コカ・コーラ東海クラシック」の大会3日目を、通算4アンダー4位タイでスタートした石川遼。首位とは2打差と、大会連覇に向けて最終日を前に首位に躍り出ておきたかったが、思うようにスコアを伸ばすことが出来なかった。
2番パー5でバーディを奪ったが、3番でボギー。続く4番で再びバーディを奪うが、8番パー3でもボギーを叩いてしまう。後半に入り、10番、11番と連続バーディを奪い、再び首位争いに名を連ねたが、続く12番パー5でティショットをギャラリーに当ててしまい、良い流れを止めてしまう。
14番ではグリーン手前の深いラフに捕まりボギー、そしてスコアを伸ばしたい15番パー5では、2打目を池に入れてしまい、4オン。さらに1mのボギーパットも外してしまいダブルボギーにしてしまった。「あの2打目はピンまで260ヤードで3番ウッドを持ちました。思ったよりもフックしてしまったので・・・」と振り返る。石川がショットをするとき、それまで穏やかだった向かい風が急に強くなったが、石川はそのことには気づかなかった。
結果的にスコアを1つ落とし、通算3アンダーでホールアウトした石川。首位とは4打差に開いてしまったが、8位タイで踏ん張っている。「今日は15番以外は悪いゴルフではなかったです」という石川だが、ホールアウト後は会見を終えると、コース内で練習をせずに宿泊先に引き上げた。最終日は雨という予報になっているが、石川は序盤からスコアを伸ばして、早い段階で再び優勝争いに名を連ねることを狙っている。