遼、「絶対に勝つつもりでやりたい」
2010/09/09 19:36
「現代キャピタル 韓日プロゴルフ対抗戦」の開幕を明日に控え、この日はプロアマ戦に出場した石川遼。舞台のヘビチCCでの初ラウンドは、スタート前から強い雨に見舞われる生憎の天気に。雨脚は弱まることなく、前半4番のティショットを打った時点で中止となってしまった。
その後は食事会と、公式会見に出席。すべてが終了した14時過ぎから、練習ラウンドを含めコースを回れていない薗田峻輔、片山晋呉、藤田寛之、宮本勝昌、横尾要ら6人とコースに繰り出し、インコース9ホールをプレーした。
6人は初日のダブルス戦を想定し、それぞれペアを組んでプレー。石川は、初日にペアを組む薗田とプレーを行った。「この9ホールで濃い時間を過ごせました」と石川。今週はコース不良により、各日インコースを2周、計6周する変則方式になったことを受け、「最終日に向けて慣れてくると思うし、どんどんやりやすくなると思う」との印象を口に。その一方で、「韓国はピンポジションが難しいイメージ。最終日に向けて、難しくなる可能性は高まると思う」と、3日間で計6回切替わるピンポジションに警戒を示していた。
「個人より団体戦の方が勝ちを意識するので、シンプルに考えられる。“勝ちたい”という気持ちを前面に出していけばいい。自分の状態もすごく良いです」と頼もしい言葉を残す石川。公式会見でも「絶対に勝つつもりでやりたい」と強い意気込みを見せていた。明日の初日、石川と薗田は、イ・スンホ、ソン・ジュンオブと最終組での対決に挑む。