遼、序盤の出遅れが響き6位タイに終わる
2010/08/29 16:52
福岡県にある芥屋ゴルフ倶楽部で開催されている国内男子ツアー第13戦「VanaH杯KBCオーガスタ」の最終日。首位と2打差の通算15アンダーでスタートした石川遼は、スコアを2つしか伸ばせず、通算17アンダーでホールアウト。優勝した谷原秀人とは5打差の6位タイに終わった。
3番パー3でボギーが先行した石川は、5番でもティショットを右に曲げて、3オン2パットのボギー。上位勢がスコアを伸ばしあう中、石川は13アンダーまでスコアを落としてしまう。それでも、中盤の8番パー3でティショットをピン手前30センチにつけてバーディを奪うと、9番パー5は2オン2パットでバーディ。
さらに後半に入って11番でバーディ、13番パー5では6mのイーグルパットは惜しくも外れるがバーディを奪い17アンダーまでスコアを伸ばした。終盤は17番パー3でこの日3つ目のボギーを叩くが、最終18番パー5はバーディで締めくくり、今季1勝を挙げた「中日クラウンズ」以外では初のトップ10入りを果たした。
「前半で躓いたのが20アンダーに行かなかった要因です。なるべく早く20アンダーに追いつきたいと思っていたのですが。ただ、久しぶりに上位で戦えたので、良い経験になりました。次に繋がると思います」と前向きなコメントを残した。