遼、大雨に打たれ練習は5ホール目で切り上げ!
2010/08/12 10:33
海外男子メジャーの今季最終戦「全米プロ」の開幕前日、石川遼は18ホールをラウンドし、最後の調整を行う予定だった。しかし、予報を上回る豪雨に阻まれ、5ホールしかプレーできずにコースを後にした。
この日は朝7時ごろからスタートを予定していた石川だが、朝方から強い雨が降り、8時過ぎまで様子を見るようコース側から指示がでた。そして、ラウンドが可能になったときには多くの選手が殺到し、石川は9時15分に藤田寛之、平塚哲二、小田孔明の3人と一緒に10番からスタートした。
そして4ホール目の13番で再び雨が降り出し、14番のティショット打ったときには視界を遮るような豪雨と化した。14番は結局グリーンまで歩いたが、プレー続行は不可能と判断。そのままクラブハウスへ引き上げた。
石川以外の3人は、雨が上がりコースが回復するのを待ってから練習を再開したが、石川は宿泊先のホテルに戻った。そして、この後も雨雲が接近しているという情報を元に、この日の練習を打ち切ることにした。
練習ラウンドを途中で打ち切ることになって「しょうがないですね。このコースコンディションの中で無理にラウンドしてスイングに影響を与えても良くないので。明日はスタートが早いので、それにあわせて今からホテルでもできることをします」と話す。ホテルに戻って着替えた後は、絨毯の上でパッティングの練習を行ったようだ。
そして、明日から大会に向けて「景色に惑わされやすいコースなので、入れてはいけないバンカーには注意をします。先週は最終日にようやく調子が出てきましたが、それでは今週は予選を通過できないので、初日から、1番や2番からグリーンの状態を把握してスコアを伸ばして行きたいです」と、戦略を立てる。