遼、ティショットが安定せず3オーバー100位タイ
2010/05/27 18:31
国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ」の初日を迎えた石川遼。8時に10番からスタートし、いきなりチップインバーディを奪いギャラリーを沸かせた。さらに距離の短い13番パー4で、ティショットをフェアウェイ左サイドに運び、2打目のアプローチをピンの右3mにつけバーディ。序盤に2アンダーと好スタートを切った。
ところが、14番でティショットを右サイドの深いラフに入れたところから、序々にリズムを崩してしまう。このホールでボギーを叩くと、17番パー3では3パットでのボギー。さらに後半に入ると、2番、6番、8番とボギーを叩き3オーバーに後退。初日を終えて100位タイと大きく出遅れてしまった。
「グリーンコンディション、コースコンディションとも素晴らしく、このようなフェアな状態でうまくやりたかった。でも、少しのタイミングの狂いでティショットがラフに入ってしまいました。後半の3つのボギーが悔しいですね」。この日の石川のドライバーショットは途中から左に曲がるドロー系のボールが多く、特に後半は左サイドのラフに入れることが多かった。
「今はまだ飛距離を追い求めているので、その点で今日は飛んでいたので満足しています。ドロー系が多かったことも、ちょっとしたタイミングなので、これから調整して明日はストレート系のボールが打てるようにしたいです」と、深刻には考えていない。
スコアに関しても「中日クラウンズの最終日のようなスコアまでは望んでいませんが、残る3日間の中で1日でもよいので、5から6アンダーを出したいと思います」と、100位タイからの巻き返しを狙う。