2010年 中日クラウンズ

遼、和合攻略に自信「少し余裕が感じられた」

2010/04/28 18:03
プロアマにも関わらず多くのギャラリーが石川のプレーを観戦した

今季国内男子ツアー第3戦「中日クラウンズ」に挑む石川遼。「マスターズ」から帰国して3週目、ようやく体調とゴルフのコンディションも整ってきたという。

それはクラブ選択にも現れている。会場となる名古屋ゴルフ倶楽部・和合コースは、パー70で全長6,545ヤード。決して飛距離が求められるコースではない。会場入り前までは、ティショットに2Iを使うことが多くなると考えていた石川だったが、この日のラウンドを終えてその考えは一変。「今年プレーして感じたのは、ドライバーで狙うところが広いなということ。少し余裕が感じられました」。昨年同様、ドライバーで攻めていく決意を固めた。

1オンを狙える左ドッグレッグの16番パー4は、グリーンサイドのバンカー狙い。そこまで運べば、寄せワンでバーディの可能性は高くなる。さらに石川がキーポイントに挙げたのは、過去にダブルボギーを叩いた経験のある3番と14番のティショット。「この2つのホールのティショットが良い基準になると思います」と、自らの肝に銘じた。

「良い準備ができました。コンディションが整って、ワクワク感がありますね。不安は先週、先々週と比べるとかなりなくなってきました」と、石川の表情も明るい。「1日バーディを4つ以上獲って、4アンダー以上を目指したいです」。3度目の挑戦で、和合攻略となるだろうか。

2010年 中日クラウンズ