2010年 マスターズ

遼、イーブンパーの32位タイ発進「合格点はあげられる」

2010/04/09 10:55
初日をイーブンパーで終えた石川遼。2度目の挑戦にして、初の予選突破なるか!? (Jamie Squire /Getty Images)

2度目の「マスターズ」開幕前夜、夕食を済ませ、すべての準備を整えて寝床に入った石川遼は、コースメモを見ながら1番ホールから順番に攻略イメージを始めたという。「6番をプレーした記憶が無いので、結構早く寝付けましたね(笑)」と石川。初出場の年とは違う落ち着きがそこにはあった。

それでも、1番のティショットは、「さすがにちょっと震えに近いものがありました」と振り返る。「1年間が過ぎて、戻ってきたと思った瞬間に凄く緊張感が強まりました」。このティショットは右サイドのバンカーに入れてしまう。「ピンは全く見えなかった」という第2打だが、8Iで164ヤードをピン手前2mにつけてバーディ発進。続く2番パー5でも、3打目を1.5mに寄せて連続バーディとした。

しかし、3番ではフェアウェイからのアプローチを「球が低すぎて…」とピンをオーバー。続く4番ではティショットを左サイドのギャラリースタンドに打ち込んで、2連続ボギー。一気に貯金を吐き出してしまう。

その後もボギーとバーディが繰り返されたが、この日はティショットのフェアウェイキープ率が14分の10。外したとしても大曲りは無く、石川のプレーにリズムを作る。15番パー5では、フェアウェイから残り205ヤードの第2打を3Iでピン上5mにぴたりとつけ、イーグルパットは外したものの、タップインでバーディを奪った。

結局この日は5バーディ5ボギー、通算イーブンパーの32位タイとした石川。昨年の初日は「73」でその差は僅かに1打だが、「今年の方がコンディションは難しかった。5バーディを奪ってのイーブンパーは、ストローク以上にその差はありますね」と笑顔を見せる。「初日パープレーで、重ね重ねほっとしている自分がいます。合格点はあげられると思います」と、満足そうに振り返った。

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