有村は6位タイ発進 「チャンスを逃さずやりたい」
2012/09/06 18:32
滋賀県のタラオCCで6日(木)、国内女子ツアー今季第2戦「第45回 日本女子プロゴルフ選手権大会 コニカミノルタ杯」が開幕。有村智恵は5バーディ、2ボギーの「69」でホールアウトし、3アンダー6位タイと好スタートを切った。
8アンダーで1人飛び出した吉田弓美子を除けば、4アンダーの2位から2打差に22人がひしめく混戦模様。その中に、有村もしっかりと名を連ねた。「セカンドからのアイアンショットがすごく良かった」と、スタートホールの10番(パー5)から連続バーディ発進。その後はバーディとボギーを繰り返して停滞したが、終盤8番(パー5)でバーディを奪い、トップ10に食い込んだ。
アイアンが好調な一方で、「もう少しティショットを安定させないと。前半はラフに入れ過ぎて苦労した」と課題も口に。「フェアウェイをキープできれば、もっと良いゴルフができるはず。チャンスを逃さずにやっていきたい」と表情を引き締めた。
08年から通算12勝を重ねながら、その中にはメジャーを含めた4日間競技でのタイトルはゼロ。「戦い方の目安を自分の中で見つけたい。まだ3日間あるので、自分の中の良い感触を明日以降に繋げたい」。72ホールを通しての戦略を模索しながら、メジャー初制覇への糸口を見い出す。(滋賀県甲賀市/塚田達也)