2012年 meijiカップ

有村、後輩との同組に「2人をひっぱっていけるようなプレーを」

2012/08/02 17:30
ショットの違和感を払拭し、復調の兆しが見えてきたと表情は明るい。

北海道にある札幌国際カントリークラブ島松コースで、3日(金)から開幕する「meijiカップ」に出場する有村智恵が、前日に行われたプロアマ大会に出場し18ホールのラウンドで最終調整を行なった。

ショットに違和感を覚えながら24位タイと不本意なフィニッシュとなった、2週間前の「サマンサタバサレディース」。オープンウィークの間に、その違和感を取り除くべく、「(米国)LPGAでのメジャーでしか会うことができなかったが、たまたま今回はタイミングがあった」と、以前レッドベターアカデミーで指導を受けたコーチに会いに日帰りで韓国へと赴き、修正してもらったことを明かした。

「自分のイメージを出しすぎた時、クラブが寝て入ってしまうという悪い癖がある」と、その違和感の理由は明確。「感触としては良い方向に向かっているので、あとは自分のものにしていくだけですね」と、復調の兆しも見えはじめ、再び戦闘態勢を整えた。

明日の第1ラウンドを、9時21分に木戸愛菊地絵理香と同組でティオフする有村。この2人は有村の母校、東北高校の後輩だ。「後輩2人・・・なかなか東北高校の3人で同組になる機会は少ないですからね。自分が一番年長なので、2人をひっぱっていけるようなプレーをしたいです」。先輩の意地とプライドをかけ、自分の背中を一心に追いかける後輩たちに胸を張れるプレーに期待したい。(北海道北広島市/糸井順子)

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