2012年 日医工女子オープンゴルフトーナメント

有村、強風の中でショットは好調も・・・

2012/07/01 16:56
ショットは好調、荒天の中で多くのチャンスを作るもグリーン上で苦しんだ有村智恵

富山県の八尾CCで開催された国内女子ツアー「日医工女子オープンゴルフトーナメント」の最終日。通算1アンダーの17位タイからスタートした有村智恵は、2バーディ、4ボギーの「74」でホールアウト。この日は強い風雨に見舞われたこともあり、2つ落としながらも通算1オーバーの14位タイに浮上して3日間を終えた。

ショットに関しては、「チャンスもたくさん作れたし、この風の中ではいい内容だった」と評価。予選ラウンドではアイアンの縦の距離感に苦しむ場面も多く見られたが、この日は気まぐれな強風を読みきり、次々とチャンスを演出した。悔やまれるは、31打を叩いたパッティング。「パットを決め切れなかったのは残念。ラインを読みきれず、グリーン上を攻略できていない」と唇を噛んだ。

それでも、カップを外したのはライン違いによるミスが多くを占め、自身のストロークミスは少ないという状態だけに悲壮感はない。「ショットはいい。3日間パットとかみ合ってくれれば、トップに立っている人のスコアを目指せると思う」。1週間のオープンウィークを挟み、次戦の「スタンレーレディス」はディフェンディングチャンピオンとして臨む一戦。「パットを調整して頑張りたい」と、まだ達成していない大会連覇に向けて気持ちを切り替えていた。(富山県富山市/塚田達也)

2012年 日医工女子オープンゴルフトーナメント