有村、BS契約プロとして「強い気持ちで臨む」

ブリヂストンと用品契約を結ぶ有村智恵にとって、今週18日（金）に開幕する「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」はツアーで最も思い入れの強い大会の1つ。「この大会は毎年、強い気持ちで臨んでいます」と、契約プロの1人として早くも気持ちを昂ぶらせている。

「ここは、バーディがたくさん出るコース。状態はすごく良いですし、あとはパットが噛み合えば良いスコアが出ると思う」。特に今年は、一昨日までの雨の影響により例年に比べてグリーンが重く、初日からスコアの伸ばし合いが予想されている。「ボギーの数さえ抑えられれば、良いスコアが出るはず。チャンスをものにしてスコアを出していきたい」。バーディ合戦は望むところ。大会初勝利を目指し、攻めのプレーを掲げた。

その有村、初日は東北高校ゴルフ部の同期である原江里菜と同組に決まった。2010年「リゾートトラストレディス」2日目で最終組をともにして以来、実に2年ぶりの同組。ようやく長いスランプから抜けた親友とのプレーを、「いつか調子が上がってくるとは思っていました。明日が楽しみです」と心待ちにしていた。

原も、地元・愛知県出身の郷土プロとして活躍を誓う1人。「今週は強い想いを持っている選手がたくさんいるはず。地元の選手や、ブリヂストンの契約プロたちが盛り上げていければいいですね」。久々に相まみえる親友とともに、自ら大会の盛り上げ役を担う。（愛知県豊田市／塚田達也）