25位タイの有村、自分のミスにダメ出し
2012/05/11 19:07
国内女子ツアー「フンドーキンレディース」の初日、6番でバーディを先行させた有村智恵だったが、その後スコアを崩して2オーバーでホールアウト。首位と7打差の25位タイと少し出遅れてしまった。
大会前に「このコースは難しいので、ボギーを叩く覚悟も必要です」と話していた有村。4つのボギーを叩いたが、その内容に納得がいかず「くだらないボギーというか、簡単なフェアウェイからバンカーに入れたり。こういうゴルフをしていてはダメ」と自身のゴルフを一喝。
終盤の17番でティショットをフェアウェイの中央に運び、ピンまで残り100ヤードという状況で、2打目はグリーンに届かずバンカーへ。ウェッジで打ったこともあり、高く上がってバンカーに落ちたボールは目玉状態になり、ボギーを叩いてしまった。
そして、パッティングでのミスも反省する有村。「1.5mのパーパットも外してしまいました。今日は難しいところはいい凌ぎ方ができていたけど、パッティングに不安があるので、アプローチが必要なコースでは通用しない」。つねに完璧を求める有村らしい、妥協を許さない姿勢が現れる。
2日目に向けては「早くパッティングを修正して気持ちよくゴルフをしたいです。しっかりと2m以内を沈めていって、そうすれば自信も出てきて、ショットも良くなると思うし、パターさえって感じです」と、課題を挙げた。(福岡県福岡市/本橋英治)