有村、パットに苦しむも暫定23位に浮上
2011/10/22 18:02
兵庫県のマスターズGCで開催されている「マスターズGCレディース」の2日目。1オーバー30位タイからスタートした有村智恵は、1バーディ、2ボギーと1つ落としたものの、全体的に伸び悩んだこともあり暫定23位タイに浮上してホールアウト。上位を見据える位置で最終日を迎える。
初日はスイングやパットへの過剰な意識によりプレーへの集中力に欠け、前半からボギーが先行。シンプルな意識に切り替えた後半に巻き返し、ようやく流れを掴んだ。この日も「試合の感じは出てきてはいる」と同じ意識で臨んだが、「それでも昨日とあまりスコアが変わらないのがゴルフの面白いところ」と苦笑した。
この日は31パットを費やし、「昨日に比べてショットの調子は良くなっているけど、パットが決まらなかった」と、グリーン上で苦戦。午後から強まった風や、前夜の雨でグリーンが重くなった影響もあり、感覚を掴み切れないまま18ホールを終えた。
それでも「全体的な内容は良くなっている」と手ごたえは悪くはない。「とにかくトータルでアンダーにもっていきたい。初日、2日目とボギーが先行してしまっているので、とにかく伸ばす気持ちでラウンドしたい」と前を見据える。次戦はホステスプロとして迎える「樋口久子 森永製菓ウイダーレディス」。大一番に向け、弾みをつける締めくくりといきたいところだ。(兵庫県三木市/塚田達也)