有村、海外合宿でショットの悩みを解消!
2011/07/14 17:02
有村智恵にとって2週間ぶりの実戦となる今週の「スタンレーレディス」。6月第4週の海外女子メジャー「ウェグマンズLPGAチャンピオンシップ」(全米女子プロ)での予選落ち後、そのままフロリダへ移動し、オーランドにあるレッドベター・アカデミーで1週間の合宿を敢行した。
「全米女子プロでショットがすごく悪かったし、その前からショットに違和感があった」と、現地ではスイングチェックを徹底して行った。映像による解析や他の選手との比較により、「それまでは(ショットの不振が)なぜなのか分からなかったけど、意外と簡単なことだった。チェックポイントを再認識できて、それまでの悩みが吹き飛んだ」と、視界が一気に晴れたという。
「トップからインパクトにかけて左肩が浮き、フェースを開き気味で打っていた。そのワンポイントだけで球筋が変わったし、スイングプレーンに問題は無いと分かって自信がついた」と実り多き合宿を振り返る。先週火曜日の帰国後はトレーニングとリラックスにあて、時差ボケと疲労の解消に費やした。
先週の「全米女子オープン」はテレビで見ていたという有村。「去年出場していた試合だったし、今年もここでプレーしたかった」と、画面の前で悔しさばかりが募った。「来年はメジャーに全て出られるように日本ツアーを頑張りたい」。正面を見据える真剣な表情が、決意の強さを物語っていた。