ショットの調子を取り戻した有村が3アンダー3位タイ
2011/06/03 17:47
国内女子ツアー「リゾートトラストレディス」の初日を迎えた有村智恵は、スタートの1番でバーディを奪うと、3番パー5でもバーディを奪う好スタートをみせた。その後4ホールはパーを積み重ねたが、8番パー5でダブルボギーを叩くと、続く9番もボギーとし、オーバーパーになってしまった。
「ショットがすごく良くなってきて、8番までは全てピン方向に飛んでいて、チャンスにつけていたんですけど、調子が良い分、攻めてしまって大きなミスをしてしまいました・・・」。8番ではティショットをバンカーに入れてしまい、9番アイアンやピッチングウェッジで打つことも考えたが、残り距離が160ヤード以上残ってしまうので、ユーティリティを選択。その2打目がバンカーのアゴに当たって、その先のバンカーに捕まってしまった。
攻めの気持ちが裏目に出てしまったが、後半に入ると、再びスコアを伸ばし始める。11番パー5、さらに13番でもバーディを奪った有村は、17番で1m、そして最終18番では1.5mを沈めて2連続バーディでホールアウトした。
「いままで左に引っ掛けるミスが出ていましたが、今日は左に行かず、良い頃のスイングに戻っています。ウェッジの距離感も良くなっているので、あとはパッティングを調整して、残り2日間同じような調子でやって行きたいです」。持ち味の正確なショットを取り戻した有村が、2日目以降もバーディ量産を狙う。