有村智恵、ナイスカムバックで1アンダー7位タイ
2011/05/13 19:17
「久しぶりに上位と差が少ない初日でした」とホッとした表情でクラブハウスに引き上げてきた有村智恵。国内女子ツアー「フンドーキンレディース」の初日は、首位が3アンダーと伸び悩んだこともあり、1アンダーの有村は2打差の7位タイという好位置につけることができた。
スタートから4番までパーをセーブした有村は、5番で2打目を池に入れてしまいダブルボギーが先行してしまった。「ティショットを左に曲げてしまい、2打目は前の木がかかってしまうので、どうしても池越えで狙わないといけない状況でした。でも、このコースは5番までを凌げばスコアを伸ばせると思っていたので、(気持ちが)切れることは無かったです」。続く6番パー5でしっかりとバーディを奪い、8番パー3のバーディでイーブンパーに戻した。
そして9番パー5、2打目をフェアウェイ左サイドに運び、3打目のアプローチはグリーン奥に切られたピンに対し、その奥1メートルに落しバックスピンでピン横40センチにつけるスーパーショットを披露。このバーディパットも難なく決めてアンダーパーグループに入ってきた。
前日「今週はピンを攻めたい」と語っていたが、その通りのゴルフを展開していた。「このコースは傾斜がきつくて難しいので、ここでスコアを伸ばせたら課題を1つクリアできたということだと思って、残り2日間も頑張りたいです」と話す有村。後半にスコアを伸ばせなかった反省点はあるものの、気分良く2日目を迎えられそうだ。