笑顔が消えた有村智恵「早く気持ちをリセットしたい」
2011/03/06 17:30
「ダイキンオーキッドレディス」最終日、2アンダーの18位タイからスタートした有村智恵は、通算1アンダー、26位タイで今大会を終えた。
1番のティショットを左に曲げ、木に当てるトラブルに見舞われボギー発進となった最終日。直後の2番で、下り5メートルのバーディパットを沈めて取り返すと、3番パー3では、ピン横1.5メートルにつけて連続バーディを奪う。
しかし、後半に入った10番ティでスロープレーの警告を受け、15番ティで宋ボベが2打罰を受けると、そこから流れが変わり始める。集中が途切れてしまったのか、そのホールをボギーとすると、17番グリーンでは、有村がパッティングのアドレスに入った直後にボールが動くという不運が生じ、1打罰を受けてダブルボギーとしてしまう。最終18番はアプローチをミスして、ボギーフィニッシュと後味の悪いホールアウトとなってしまった。
「先週からタイトなスケジュールで来てしまったので、なかなか集中しきれずに気持ちを保っていくのが大変でした。早く気持ちをリセットして良い状態に戻して、次戦は頑張ります」と語るその表情に、いつもの笑顔はなかった。