2011年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント

有村智恵「明日はギャラリーの歓声をもらえるプレーをしたい!」

2011/03/04 18:28
この日は「32」パット。独特の高麗グリーンを攻略できずに苦しんだ有村智恵

国内女子ツアー「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」が4日(金)、沖縄県にある琉球ゴルフ倶楽部で開幕。有村智恵は通算イーブンパーの10位タイで初日を終えた。18ホールすべてパーという珍しいラウンドだったが、「内容は悪くない。このコンディションでボギーを叩かなかったことをOKとします」と1日を振り返った。

上田桃子、アマチュアの古波蔵希とスタートした有村は、前半は17パット。ショットは確実にグリーンを捕え、バーディチャンスにつけるものの、パットが決まらず我慢のゴルフを強いられる。「グリーンを外したらチャンスが来ないと思いながら」耐えて耐えてのラウンドだった。後半に入っても、なかなかバーディが奪えない有村。「パットのフィーリングが合わず、無駄にヒットしてしまったり、緩んだり、自分のストロークが出来なかった」と反省した。

先週シンガポールで行われた「HSBC女子チャンピオンズ」で2位の成績をおさめての翌週なだけに、「先週が良かったので、それを毎回毎回だと思わずに、“ゼロ”に戻していかないとだめですね。このコースは何年もラウンドしているから言い訳はしたくないんですけど、明日はバーディをとって、ギャラリーの歓声をもらえるようなプレーをしたいです」と言葉を残し、パッティンググリーンへと向かった。

2011年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント