2010年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ

有村、6打差6位で最終日へ

2010/11/27 16:49
ショットの好調さを生かして上位を狙いたい有村智恵

首位と5打差の9位タイからスタートした「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」3日目の有村智恵。ショットの好調を維持したまま臨んだが、1番でピン上10mからのファーストパットを3mショートして3パットのボギー発進。

9番、11番とバーディを取り返したが、12番でボギーを叩くと、13番パー5では2打目がバンカーに捕まり、5オン2パットのダブルボギーとしてしまう。「特別難しい感じはしなくて、やらなくて良いミスを沢山してボギー、ダブルボギーを叩いてしまったので、結構もったいないラウンドでした」と、3バーディ3ボギー1ダブルボギーの「74」でのラウンドを振り返った。

リーダーズボードの上位には、朴仁妃アン・ソンジュらの韓国勢が陣取っている。有村は、「インビやソンジュはインパクトをしっかり打つタイプ。ストロークじゃなくて、インパクトをしっかり作っていくタイプなので、こういうグリーンに合っているのだと思う」と、冷静に分析した。

明日はいよいよ今季最後のラウンドとなる。「内容は自分なりに良いと思う。グリーンを外すのは仕方ないと思うので、アプローチに集中して、しっかり悔いの無いラウンドにしたいです」と有村。首位との差は6打。昨年は5打差の逆転劇が起きているだけに、最後まで気を緩めずに乗り切りたい。

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